ジステンパーウイルスは人に感染する?ワクチンを早めに打ちましょう!

ジステンパーウイルスに感染することで

発症するジステンパー。

ニホンオオカミの絶滅の原因となった疾患として有名です。

 

イヌ科動物に対して高い感染率を示す感染症ですが、

ネコ科、イタチ科、アライグマ科、

スカンク科、アザラシ科、ジャコウネコ科など、

ほとんどの食肉目の動物に感染します。

 

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望まれるジステンパーのワクチン接種

2014年末から2015年初頭にかけ、

中国の研究施設で飼育されていたジャイアントパンダが

ジステンパーに次々と感染して死亡したという出来事は、

記憶に新しいところです。

 

1987年にシベリアのバイカル湖で

発生したバイカルアザラシの大量死も、

犬ジステンパーで死んだ多くの猟犬の死体を湖に捨て、

その死体をつついたバイカルアザラシが

ジステンパーに感染した結果だとされています。

 

Cute dog on sofa, on home interior background

 

犬ジステンパーウイルスは

人間に感染することもあります。

 

ただし、はしかに対する免疫があれば、

症状が出ることはまず無いとされています。
鼻や喉から侵入したジステンパーウイルスは、

まずマクロファージによってリンパ節に運ばれ、

そこで増殖します。

 

ウイルスは、

1週間ほどで全身のリンパ節に広がり、

その後は血液に乗って呼吸器、

消化器、泌尿器、生殖器に拡散します。

 

中枢神経系にまで広がることもあります。
ジステンパーウイルスに感染すると、

体の免疫をつかさどる

リンパ球が破壊されて免疫力が低下します。

 

細菌感染が起こって肺炎や腸炎などが悪化していきます。

 

ウイルスが脊髄や脳の神経細胞に侵入すると、

麻痺や痙攣発作などを引き起こします。

 

感染すると、

1ヶ月半ほどの間に死亡することが

非常に多いと言われています。

 

ウイルスの排泄は、

感染してから7日ほどで始まるとされています。

 

発症して体調を崩し始めた犬が散歩したり通院したりすると、

その際にあちこちで唾液や鼻汁をまき散らします。

 

ワクチンをまだ接種していない子犬や

初回ワクチンを接種したばかりで

ジステンパーウイルスへの抵抗力が

弱い子犬たちの体にその唾液や鼻汁などがついて、

それを舐めてしまうと、

ウイルスは容易に他の犬の体内に入ることになります。

 

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ジステンパーを発症すると・・・

一旦ジステンパーを発症すると、

根治はできません。

抗生物質で細菌の二次感染を抑えたり、

 

ネコ用のインターフェロンなどを投与して

低下した免疫力の回復を図ったりすることになります。

 

また、麻痺や痙攣が起こっているようなら、

そうした発作をやわらげる薬を投与します。

 

近年、

ジステンパーウイルスに感染して

いきなり麻痺や痙攣発作などの

神経症状を表すケースが増えてきているそうです。

 

また、

ウイルス検査の結果だけでは

ウイルスに感染しているかどうかが分かりにくいケースも

増えてきたと言われています。

 

1960年代に予防ワクチンが開発されてから、

ワクチン接種率が高まるにつれて、

ジステンパーに罹って死亡する犬は激減しました。

 

しかし狂犬病の予防ワクチンの接種率でさえ

国内の登録犬数の75%前後とされています。

 

実質1000万頭とも推定される国内の犬たちの総数の半数以上は、

狂犬病の予防ワクチンですら接種していないと言われています。

 

ジステンパーのワクチン接種率の向上が望まれます。

 

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