猫が痩せるのは病気の兆候?検索はどのタイミングで受けるべき?
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人間でもそうですが、ダイエットをしていないにもかかわらず、急に痩せてくると病気を疑うものです。
猫はダイエットが難しい動物といわれています。
痩せてきたときはちょっと注意が必要です。
食欲不振から痩せてくる場合
最近、ご飯をあまり食べなくなったとか、見るからに元気がなく、痩せてきたという場合には以下の病気を疑いましょう。
【腎不全】
特に慢性腎不全の場合、初期症状が多飲多尿くらいで目立った症状がありません。
しかし、徐々に症状が進行していくと、食欲不振や頻繁な嘔吐で体重の減少が見られます。
【感染症】
たとえば、猫パルボウイルス、猫風邪、フィラリアといった感染症の多くでは、食欲不振が症状としてあらわれます。
【悪性腫瘍】
いわゆるガンのことです。腫瘍ができる部分にもよりますが、食欲不振から体重が落ちることが症状のひとつとして見られます。
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▶︎猫が甲状腺機能亢進症!寿命はどれ位?症状や治療法について
食欲はあるけど痩せてくる場合
食欲不振からくる痩せは何となくわかりますが、逆に食欲はあるけど痩せてくる場合もあります。
このケースでは特に、元気がよく見えるので病気の発見が遅れることもあり得ます。
【甲状腺機能亢進症】
ホルモン分泌をつかさどる甲状腺が異常活発を起こし、体に負担をかける病気です。
行動が活発になるため、一見して健康そうに見えますが、病気が進行するにつれて内臓に負担をかけることになります。
【糖尿病】
猫にも糖尿病があります。
食欲が増え、たくさん食べるにもかかわらず太らない、痩せているという場合には糖尿病の疑いもあります。
いつ検査すればいいのか?
重要なのは、体重減少以外の症状です。食欲はあるのかないのか、くしゃみや鼻水などは出ていないか、嘔吐の頻度は増えていないか、おしっこの量はどうか、など普段と違う症状が出ている場合は、すぐに検査を受けた方がどんな病気でも治りやすいです。
普段から猫の様子を気にかけておいて、様子が違っているときにはすぐに検査を受けるようにしましょう。
また、人間と同じで高齢になるとどうしても病気をしがちになります。
種類にもよりますが、10歳以上になると定期的に検査で受けるというのも、選択肢のひとつになります。
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